ネガティブゲイン

このタイトルを見て、


即座にKOFやら(カプエスあたりが、


スッと脳裏をよぎる方、


それはきっと、やりすぎですぜ。


そしてマニアック過ぎで熟女好き。





仕事が始まったり、


週の半ばを迎えると、


仕事の話一辺倒になります。


まあご愛嬌で。


んでタイトルどおりネガティブです。


俺の席のとなりの上司の話、


血液型占いを遥かに超越した、


我道邁進傍若無人の無責任B型男性。


そんな男が今、窮地に立たされている。


今まで見たこともない苦悩の面、


聞いたことのない弱々しい声、


仕事に臨む態度や姿勢が激変し、


まさにネガティブゲインが吹き荒んでいる。


そんななかで、よく愚痴や弱音を耳にする。


ヤメたい。


キツい。


ツラい。


入りたての高卒自衛官ですか?


そう言って、


ため息つきたくなる幼い発言。


そんなのが続くも仕事は続く。


そして、口だけ野郎口だけ野郎と、


いつものことだと仕事をしてたら、


急に話を切り出して、


話を付けたと言い放った。


マジか、マジか、マジですかと、


三度聞いて三弁うなずいた。


いやはやなんというか、


ここで踏み出してどうするかね。


なんともやっかいな勇み足だこと。


そんで、も一度問いかけた。


「次の仕事はなんですか」と。


そしたらあっけらかんとこう答えた。


「ないよ」


※ちなみに年齢は俺の一回り上です。





えとですね、


止めます。引き止めます。


止めようと思います。


ええ、全力で。


この方のため?


確かにそうだ。


でも、そうじゃない。


親御さんのためです。


実家通い独身に無職が付いたら、


申し訳ないけどめでたく負の三拍子だ。


不憫どころの話じゃない。


親御さんが本当にかわいそうだ。


しかも、困ったことに、


この方そこがみえていない。


貯めたお金でバブリーでボンらしい。


この状況、マズいすよね?


話がついたと言うけれど、


明らかに地獄への階段だ。


せっせっせっせっ説得じゃーっ!!


やあってやるぜーっ!!


気合気合気合。


さて、もうひと仕事。