呂蒙

どうやらおれのことみたいだ。


三国志好きの上司が、


おれの事を例えてそう言った。


呂蒙と言えば、呉の国の武将で、


若かりしときは武が抜きん出て秀で、


君主、孫堅の思想に心打たれ、


そこから学を学び、努力を尽くした末に、


呉の名将となった男だ。


、、、と思ったが。


そんで、その上司はその呂蒙の若い頃が、


今のおれそのものだと言った。


うれしいことである。


天才に例えられるのは正直いやだが、


努力家に例えられるのはうれしいものだ。


逆に、天才と呼ばれる人間は、


天才と思われるだけの成果の裏で、


努力家を凌ぐだけの努力を重ねてる。


イチローがまさにそれなんだが。


あるいは本物の先天性か。


ただ、そっちは基本的に奇人が多い。


人間という枠をやや逸脱してるようにも感じる。


さて、まだまだ働くぜ。


在宅ワークが増えて、ちとキツいがそこは見ない。


自分のためと思うと線引きしやすいけど、


他人のためと思うとモチベがあがるの、


なんなんだろうな。