台風

今日たまたま降った雨がそれというわけでもなく
記録破りでも ものすごいやつでもない
ふと昔 前の職場の入り立ての時期を思い出して
タイトルのような名前の催しがあったのを思い出した
その名前から予想がつくかも分からないが やはりよい出来事ではない
現実通りの災厄そのものである
気にさせている内容はと言うと
衣・住が集う唯一の場「居室」にて
住人の居ぬ間に大掛かりな仕込みが行われる

衣類が散る
寝具が散る
終いには部屋にあらぬものも散る

ドラマで犯人が部屋を荒らした感じが分かりやすい
まさに「台風一過」である
ただそこに清々しい青空はない
有るのは散乱した生活用品と
「次の集合時間までに片付ける」ノルマである

自身も幾度か被害を受けたことがあるが
中でも印象的だったのが「人形」だった
寝具を絞るように巻いて造られた人形が
迷彩服を着込んで横たわっている光景は
状況も相まってストレスを過大させる
どうしてなかなか感心してしまうその出来映えもストレス過大の要因となろう
常に切迫したスケジューリングのもと行動しているため遅刻は必至
当然、罰は課せられる 連帯責任制のもと

今思い出しても理不尽だと直感で感じるが
それだけなんだろうかと掘り下げるとそうでもないんじゃないかと感じる
教官の意図、ねらいは理不尽なことしてできない姿で辱めてざまあー、なはずは決してない
そんなことを事後考察のように今更感じる
いつ何時、何が起こるかわからない 常にリスクを想定し対処の流れを描いておけという教えなんだと俺は解釈している
そこでの体験が辞めたあとの今になって役に立っているのだから実に驚きだ
あの時はうぜーうぜーとふてくされていたが今になって本当に感謝感謝である
表面的な部分だけに捉えられるのに歯止めをかけよう
本当のねらいというものを実施する中で見つけ出せるように視野を広げようか

うん

よし これが金曜日の書きかけか(笑)
書ききれないと後回しにしてしまうからいかん
総武線快速の新橋―新小岩の移動間でぎりぎりまで書いているが
書きかけは 止めよう 反省