「数字は嘘をつかない」のか

私は普段テレビを見ません(見れない)ので、どういった報道がなされているのか存じませんが、結果は把握してます。
記事どおりの民主党が第一党となる結果となりました。

民主党の皆様、ならびに支持者の皆様方
遅ればせながらになりますが、おめでとうございます!

私は民主党の候補者に票を投じておりませんが。
しかし、投票率50超ということを含め結果を見る限り都民は

 ・民主党を支持するぜーっ!!
 ・政権交代を支持するぜーっ!
 ?外人カモーン!!

上記2点の考えを持っていると認識されていると見て取ります。
そうでなくとも、叩き出された数値ではそのように見て取れます。
記事に関する日記を書くに際し他の方の日記を幾つか拝見させていただいたのですが、
「やったぜーっ」「自民ざまぁ」など歓喜に溢れた日記が見当たりませんでした。
「都民は馬鹿か」などの発言は東京以外に在住している方からでしょう。
「日本オワタ」な発言がちらほらと23区内在住者・・・ちょっと待て、他人事ですかあんた。
とりあえず目ぼしい候補者おらんから誰も入れないようなとこに放るのは違うと思うし、
自分が納得して投票しないのも違うと思います。
まして、自分が投票した政党が一党になって「日本オワタ」てのは無責任が過ぎます。

至るところで大の大人が無責任な行動で犯罪事になっている報道や、
そもそも報道が無責任な情報を世に広めてしまっていることもある。
だからといって当然ではあるが、それを真似しても良いというわけではない。
「あいつがやったから俺もやっても問題ないはずだ」まさに子供レベルの動機。
これでは逆名探偵コナンだ。見るにも聞くにも耐えがたいものである。

こういう選挙とかって、個人単位で決めるべきではないんじゃない?って思います。
確かに、投票は最終的に個人で行うものですが、その課程は個人で行うべきじゃない。
個人的には家族がベストな気がしますが(年齢層がバラバラで様々な意見が出る)、
兄弟、友人や先輩だっていいと思う。みんなの意見をぶつけ合わせる。
関心がない人にだって友人がやっているとなると少し意識するものだと思うし、
互いの意見摺り合わせしないと見えてこない部分ってあると思うんですよ。絶対に。
裏付け作るためには候補者や政党の実績や目指すものが何か、知る必要があるので、
何かしらアクションとると思います。HP見たり、詳しい人に聞いたりなどなど。
衝突して削り出された意見に皆が納得すればそれが投票の根拠になりますので、
「私はこういう意志を持ってこの候補者(政党)に投票した」っていえると思います。
これであれば、意志をもって選挙戦に参加しているって意識が芽生えると思います。

少し気になった言葉があったので引用します。

>都民はバカだらけみたいな事も言われてるけど、じゃあ、その馬鹿だらけに対して何か行動をしたのかと。
>マスゴミに躍らされやがって、ならばマスコミ以上に有用な、んでもって興味を引く啓蒙活動を行ったかと。
申し訳ないが、そもそも全国レベルの選挙であっても「マスゴミ」とやらに翻弄されるものと思います。
良くも悪くも自民が勝ったときもマスコミの影響が大きかったのではないかと思います。
そして日本人の思考も良くも悪くも烏合の衆思考、今回の結果はまさにそれでしょう。
(この結果見たときに直感で思ったのが「日本人テレビ見過ぎだろ」ってことでした)
メディアへの露出が大きいこ2大政党、何か打ち出さないと今後も翻弄されていきそうですね。

>そもそも「無関心」が世の常になってしまっている時点で行く先なんてしれてるだろうに。
>なんか、おもしろくない世の中やね。
>面白くしようとすることすらも出来ない世界ってのは。
ある意味、今回の結果が関心への要因となるんじゃないかって勝手に思っています。
おもしろいように票が動いてしまったあたり、国単位の傍目であれば面白いでしょうね。
あとは、視点を変えていく必要があると痛感しました。
印象(タレント性や風潮)が先行し、本来の実績と公約に目が届いていなかったように思ってます。
これは、私自身の反省点。

最後に、これまたローカル話ですが、うちの社長がしきりにほざく、もとい仰られる言葉があります。
「人は何を言ったって変わりっこない だから自分が変わるしかない」
何にでも当てはめる事はよろしくないかもしれませんが、これでは「馬鹿な都民」だ。
意見を受け入れて変えることは大事だが、根幹に確固たる己の信念を持つ事が必要だと感じます。

さて、そろそろ情報の古い都議選のお話も終わりにしようかね。
っ考えている矢先、また選挙の兆しが・・・。