ロマン

俺の身長がまだカイリキー並み(=1.6m)だったとき、まだ小学生。で、義務教育と言うことで、当然ながらに通学していて、5階の階段から大きな窓を覗いて見える、遠方の山々を眺めるのが楽しみであったと記憶している。
通常確認できるのは隣町あたりの山であり、よくある光景で特に感動する要素はないが、ちょうど今の時期の良い天気になると、そのさらに奥に、明らかに高さの違う、雪化粧をした山脈がそびえているのだ。
おそらく信州あたりの山じゃないかと思うが、まさに壮観であり、お目にかかれる日は気分がよりよい。
今でも脳裏に焼き付いている光景の一つだ。

子供の頃はこういった自然環境の中で育ったのがあったせいか、何かにつけて想像をかき立てる癖が今でも身から離れない。
幼稚園の頃は幼稚園の裏山、砂場、自宅じゃ庭、家の中など手当たり次第といった感じだ。
それの一直線上に現在の自分が居る。時に学習の弊害になったり感性を疑る要因だったものが、今はなくてはならない取り柄として持ち合わせているし今後も廃するつもりは毛頭ない。
考えるのは文章、発言、イメージ、動作やら、何かしらの形で具現化する手法を磨き上げることだと思っている。
夢の実現?たぶんそれが一番しっくりくる。
漫画家、アニメーター、科学者、作家、芸人、プロスポーツ選手、百姓はこの系統だと思うしまだまだ尽きない気がする。
とりあえず産業を行ううえでロマン地味た考えとか創造力、イメージは肝要だと思ってる。

さて、そろそろ愛知入りだぜ。